日本アイラック 危機管理情報
日本アイラック 危機管理情報
○米国南東部: ハリケーン「アイリーン」米東海岸に接近 注意情報
(2011.8.25)
~フロリダ州、ジョージア州、南北カロライナ州など~
米国ハリケーンセンターによりますと、8/24日現在(日本時間8/25日午前)、
ハリケーン「アイリーン」はカテゴリー3の勢力を保ちながら、バハマの首都
ナッソーから南東345キロにあり、最大風速は54メートルと発表されています。
アイリーンは、2005年のハリケーン「カトリーナ」に匹敵する「カテゴリー3」
(5段階のうち3番目/風速50-58m)」の勢力を維持しながら、8/25日
(日本時間8/26日午前)には「カテゴリー4」に強まる見通しです。
バハマ諸島の北西部を通過した後、米国南東部のフロリダ州(現地26日)、
ジョージア州(27日)、南北カロライナ州(28日)に上陸する可能性が指摘
されており、その後勢力を弱めながらバージニア・デラウェア・メリーランド・
ニューヨーク各州(29日~)を通過する進路が予想されています。
ノースカロライナ州では、ガソリンスタンドや商店に多くの人が足を運び
非常用の燃料や水、電池などを購入しており、ニューヨーク市南部でも
低地の浸水に備え避難所等の準備が始まっていると報じられています。
ハリケーン「アイリーン」の進路が予想される米国南東部地域に学生や
教職員を派遣している大学または派遣予定の大学は、下記ウェブサイト等
よりハリケーンの最新情報の入手に努め、飲料水・食料の備蓄、懐中電灯・
ラジオ等の用意の他、あらかじめ自治体(消防など)を通して避難場所の
確認をしておく等安全確保に十分注意するよう案内することをおすすめします。
■ハリケーン注意報・警報発令時
・避難ルートを確認し、避難勧告が出たらどこに滞在するか前もって
決めておく。万一に備え、滞在地の第2候補も決めておく。
・重要書類や貴重品の保管場所を確認(貴重品類は安全で直ぐに
取り出せる場所に保管しておく)
・州当局から避難勧告が出たら速やかに指示に従い行動する。
・ウェブサイト、テレビ等で正確なハリケーン情報を入手する。
◎ハリケーン関連情報が入手できるウェブサイト
ザ・ウェザー・チャンネル ( http://www.weather.com/ )
ナショナル・ハリケーン・センター ( http://www.nhc.noaa.gov/ )
・水・飲料・日用品を用意
水は一人一日1ガロン(約3.8リットル)が目安。
食料はなるべく長持ちする物を用意する。
■ハリケーン通過中
・窓やドアからなるべく離れる。
・暴風雨が止んでもハリケーンの目の中にいる場合があるので、
すぐに外出しない。
・停電したら、故障防止の為、エアコンや電熱器等の電気製品
のスイッチを切る。
■ハリケーン通過後
・National Hurricane Centerや州当局から公式に「All Clear」
と発表されるまで外出しない。
・ハリケーン通過後や洪水時は、様々な危険が隠れているため
不要不急の外出は慎む。どうしても外出する必要がある時は
下記の注意事項を必ず確認する。
*家の近くや行き先付近で電線が切れていないか注意する。
強風によって引き千切られた電線が大変危険。
*道路脇の水路に気をつける。道路まで水が溢れている場合、
特に夜間の場合は、道路と水路の境目が分かりにくいので、
転落しないよう注意する。
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日本アイラック株式会社
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