日本アイラック危機管理情報

<日本アイラック 危機管理情報>

○中国: 北京で記録的な豪雨被害 注意情報 (2012.7.23)

地元メディアによりますと、北京市では21日~22日未明にかけて1951年
の観測開始以降の約60年間で最大の豪雨や突風、竜巻に見舞われ、
北京市内や郊外では主要な道路等の公共交通網が寸断され多くの
店舗や家屋が浸水し、これまで37人が死亡したと発表されています。
23日現在、浸水被害の深刻な地域を除いて、市内交通網はほぼ通常
通りの状態に戻ってきていると報じられています。

■北京発着の国際便: 23日より平常運行
21日、北京国際空港では525便が欠航となり、一時約8万人が空港で
足止めされましたが、22日には徐々に通常通りの運航状況に戻り、
23日現在、北京行きの航空便は通常通り運行されています。

■北京市気象台の予想: 7/25より再び雷雨
今週7/25(水)~今週末にかけて天気は再び下り坂になり雷雨
(降水確率80%以上)が予想されており、局地的な豪雨や突発的な
洪水被害などが再発する可能性も指摘されています。

北京市及び周辺地域へ学生や教職員を派遣している大学、また派遣
予定の大学は、今後も不安定な天候状態が続くことが予想されるため、
地元の天気予報、注意・警報等に十分留意のうえ、自らの安全・健康
対策を心掛けて冷静に行動するように以下を案内することをお勧めします。

■注意情報
①河川近くや被災地域への立ち入りは避け、事前に避難場所を確認する。
⇒避難の必要性が生じた場合は、在外公館または自治体からの
指示に従い、十分注意して迅速に行動する。
⇒万一災害に巻き込まれた場合は、日本国大使館又は総領事館
に連絡する。
⇒郊外の山間部などでは土砂崩れの可能性があるため立ち入らない

②水害などの自然災害が発生した直後は、様々な危険が隠れている
ため、外出する必要がある時は、下記の注意事項を必ず確認する。
*水辺や道路脇の水路に気をつける。単独行動は避け、特に夜間の
場合は、道路と水路の境目が分かり難いので外出は避ける。
・洪水被害に伴う衛生上の問題が発生することが懸念されるため、
「清潔な飲料水と食糧」を確保し、生水や生野菜の飲食は避け、
必ず加熱処理したものを採る等自らの健康管理対策に心掛ける。
*下痢、腹痛、嘔吐、発熱、筋肉関節痛等の症状が出た場合は、
早めに現地医療機関で診断を受ける。

○在中国日本国大使館(領事部)
住所(領事部):北京市朝陽区亮馬橋東街1号
電話:(市外局番010)-8531-9800 (代表)、
(市外局番010)-6532-5964(邦人保護)
ホームページ:http://www.cn.emb-japan.go.jp/index_j.htm


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